金融系システムエンジニアの仕事は、銀行や保険会社、証券会社といった金融機関で使用するシステムに関するものが基本です。
社会インフラに関わることから、その責任は重いものと言えるでしょう。
しかし、その分やりがいを感じられるうえ、課題解決に向けた面白さも味わうこともできます。
一般的にエンジニアはものづくりが好きな人が多く、何かをシステム化することも好きな傾向が強いです。
また、金融系に関わる仕事は、そうしたエンジニアの欲求を満たすに値するものと言っても過言ではありません。
膨大な数のクライアント情報をいかに無駄を省いて管理するか、入出金の処理を迅速に行うアルゴリズムをどのように組むかなどの楽しみがあります。
さらに、企業内での仕事を効率良く進めるための、基盤システムも開発するでしょう。
個人の能力が反映される営業業務を、いかに成果につなげられるのかにも取り組むことがあるかもしれません。
このようにさまざまな課題に取り組み、求められる成果を生み出せるシステム開発が金融系システムエンジニアのやりがいと言えます。
仕事内容は多忙を極めるうえ、生活サイクルも不規則になりがちです。
それでも好きな仕事に打ち込めるとあって、多くのエンジニアが満足感を覚える職種でもあります。
社会インフラとして、多くの人に役立つことがさらなる満足感を与えてくれるでしょう。
そうした意味においても、大きなやりがいを与えてくれる仕事だと言えます。